小山市の渡良瀬遊水地で、ことし(2024年)4月に生まれた国の特別天然記念物のコウノトリのヒナ3羽の愛称が8日、発表されました。

ヒナは渡良瀬遊水地に生息している「ひかる」と「レイ」から生まれました。

ヒナが生まれるのは5年連続で、ことしはこれまでで最も多い3羽が誕生しました。

愛称は、遊水地の近くの小学校の児童から募集した案の中からインターネットの投票で決まりました。

オスの「つなぐ」は、「未来に命をつなぐように」。メスの「希羽」は、「希望を乗せて羽を広げて羽ばたいてほしい」。オスの「輝来」は、「キラキラした存在になってほしい。未来に向かって飛んで行ってほしい」という願いが込められています。

コウノトリのヒナは例年、6月中に巣立っていて、ことしの3羽も巣立ちに向け、現在、ジャンプの練習中だということです。