佐野市の神社では涼しげな風鈴の音色で参拝者を出迎える夏恒例の催しの開催に向けて準備が進めらています。

佐野市富士町の唐澤山神社では夏の時期に訪れた人に涼しさを感じてもらおうと7年前から、参道や境内に風鈴を飾る催しを行っています。およそ600個の風鈴は佐野市の伝統工芸品である天明鋳物でできていて、風に揺れると、ガラスのものとは違った落ち着いた音色を奏でます。

この催しの準備は、市内外から集まったボランティアが協力していて30日は、風鈴を飾る櫓の組み立てと風鈴の取り付けなどを行いました。当初は2、3人だったボランティアは、参加者同士の声掛けやこの神社を聖地として地域活性化を進める「佐藤の会」で去年から参加を募ったこともあり、年々数が増え今年は14人が汗を流しながら作業に励みました。

唐沢山神社の風鈴の催しは、7月13日から8月25日まで行われ期間中は夜間参拝も行われます。