本格的な夏のレジャーシーズンを前に警察と消防は4日、水の事故を想定した合同訓練を真岡市のプールで行いました。

訓練は真岡市の一万人プールにある流れるプールを使って行われました。

川で遊んでいたところ2人が流されたという想定で行われ、真岡警察署の警察官と芳賀地区広域行政組合消防本部の水難救助隊の隊員合わせて約30人が参加しました。

川に流された人を巡回中の警察官が発見しロープを投げ入れて救助しました。

さらに消防の救助隊員たちは、川に流され意識がなくなっていた人を立木に見立てた支柱にロープを張ってボートで救助しました。

真岡警察署管内では、2023年6月に真岡市で釣りをしていた男性が用水路に流されて死亡する事故があったということです。

参加者たちは、万が一の事故に備えて流れるプールでボートの操法の訓練と潜水訓練を実施したほか、水に浮く特殊なロープを使って救助するスローバックと呼ばれる救助訓練を体験しました。