トヨタ自動車は26日午後、豊田章男社長が会長に就き、後任の社長に佐藤恒治執行役員が就任する人事を発表しました。 豊田章男社長: 「新会長に私・豊田章男が、新社長に佐藤恒治が就任することを決定いたしました。若いということは、それだけで大きな魅力だと思います」  トヨタ自動車の豊田章男社長(66)は午後4時から緊急で会見を開き、自身は3月いっぱいで社長を退任し、4月1日付で新社長に佐藤恒治氏(53)が昇格する人事を発表しました。  佐藤氏は1992年に入社した53歳で、2020年に執行役員に就任し、現在はガズー・レーシング・カンパニーのプレジデントなどを務めています。  豊田社長は、佐藤氏について「車が大好きで、車づくりの現場で必死に努力をしてきた」と紹介したうえで、「トヨタをモビリティカンパニーにフルモデルチェンジする」ことを期待すると述べています。  また、内山田竹志会長が退任し、豊田社長が代表権のある会長に就任することも発表されました。トヨタの社長交代は14年ぶりです。