3千個以上売れる日も…老舗和洋菓子店『ボンとらや』のピレーネ 客から写真撮影ねだられる“ピレ姉”とは

　愛知県豊橋市で愛されているスイーツ「ピレーネ」をこよなく愛する女性が、好きが高じて2022年10月から広報兼販売員として働いている。 　創業70年を超える、愛知県豊橋市の老舗和洋菓子店「ボンとらや」。

その看板商品が、1日3000個以上売れることもある有名スイーツ「ピレーネ」だ。

ふわふわのスポンジに、生クリームがぎっしり詰まった「ピレーネ バニラ」は185円。

豊橋を代表するスイーツだが、最近はピレーネをこよなく愛する女性が人気に。店を訪ねると、その女性はまるで芸能人かのように客から写真撮影を求められていた。彼女は「ピレーネが大好きな女性『ピレ姉』」だ。

もともとは店の常連客だったが、ピレーネが好きすぎて社長に「働かせて」と直談判し、2022年の10月から働き始め、広報兼販売員をしているという。 ピレ姉： 「ピレーネが大好きだし、好きなものを販売できるという幸せですかね」

社長： 「私よりピレーネ愛が凄いですから…」

社長よりも強いピレーネ愛…。長年ピレーネを愛してきた、ピレ姉にオススメの味を聞いた。 ピレ姉： 「おすすめですと、今この中だとチョコですかね。クリームとチョコの塩梅がすごくいいんですよ。チョコも邪魔しないし生クリームも邪魔しないし」

「ピレーネ チョコ」もふわふわでしっとりしたクリームがたっぷり。優しいチョコの味で210円だ。

美味しいピレーネをより美味しくしてくれる、ピレ姉だった。