小林製薬の「紅麹」の問題で、愛知県でも体調不良を訴える相談が相次いでいます。  大村知事は29日夕方の会見で、県内の保健所に小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」などのサプリを摂取した人から、9件の健康相談があったと明らかにしました。  相談をした人が訴えた症状は、倦怠感や手足のむくみのほか、尿がコーヒー色になっているなどといった内容で、いずれも重篤な症状ではないということです。  小林製薬は29日の会見で、原因物質になり得る未知の成分について、一般的に青カビからつくられる「プベルル酸」の可能性があると明らかにしたうえで、小林製薬の大阪工場で混入した可能性が高いとしています。