岐阜県山県市で18日、停電の原因にもなる電柱に作られたカラスの巣の撤去作業が公開されました。  カラスは夏の繁殖期の前の時期に多く巣を作り、岐阜県内の電柱では3月末までに1600個ほどの巣が見つかっています。  18日午前に行われた撤去作業では、高さ14mの電柱の上に作られた60cmほどのカラスの巣を、作業員が高所作業車に乗り込み、慎重に取り除きました。  4月9日に岐阜市や関市の一部で発生した停電は、巣に使われた針金ハンガーなどが漏電を起こしたことが原因だったとみられ、中部電力パワーグリッドは巣を見つけたら最寄りの営業所に連絡してほしいと呼びかけています。