愛知県豊川市で21日、ドローンを使ってコメの種もみを直接水田に植える「スマート農業」の試験栽培が始まりました。  試験栽培は豊川市のJAひまわりが始めたもので、コメの種もみを積んだドローンが決められたルートに沿って飛行し、水田に向かって種もみを打ち込んでいきました。  ドローンを使った2023年の試験栽培では、種もみが鳥などに食べられる被害もあったため、バラまくのではなく勢いよく発射することで田んぼに深く入りこむよう手法を変えたということです。  高齢化や人手不足などで田植えが出来ない農家も増えている中、ドローンを使うことで生産コストや労働時間の削減にも効果が期待されているということです。  通常のコメ作りと同様に秋の収獲作業まで行い、コストや課題などを検証していくとしています。