権藤博さんと山崎武司さんがトークを繰り広げる東海テレビの配信コンテンツ『ごんたけ話』。今回はドラゴンズが熱戦を終えた直後のバンテリンドーム放送席で「地上波NG話を言いたい放題SP」と題し、ドラゴンズ優勝の可能性やその為のテコ入れポイントなどについてホンネで語り合いました。  山崎さんは、もし自らがドラゴンズの監督として指揮を取るならば「まず我慢することをしますね。もう個人名で言っちゃいますけど、石川昂弥ですよ。彼をいっぱしにさせて、サードでドラゴンズの顔にするということをまず一番先に僕だったらやりますね。悪かろうが腹くくらないといかんですよ」と力説。  これに権藤さんは「それが立派ですよ、思ったことをやると。そのかわり高橋周平はトレードに出す。当たり前じゃないですか。競争に勝ったやつを使う、負けたやつはトレードですよ。そういうもんです」と付け加え、ポジション争いをさせるならその幕引きまでが監督の仕事だと強調しました。  また“チームバランスの大切さ”についても山崎さんは指摘し、「今年気になったのがね、ファースト渋滞が起こってるじゃないですか。中田翔を獲って、ビシエドに高額払ってる、中島も守るんだったらファーストで、宇佐見だってファーストやれるでしょってなって、石川昂まで来ちゃうと。あまりダブらせない構成をしたいですよね。誰が代打で、代走で、2番手、3番手なのかということを明確にして『お前はここで仕事するんだよ』ってしてあげたいというのが、僕の個人的な考えですね」と話しました。  そしてドラゴンズの優勝確率について2人に尋ねたところ、権藤さんはまず何よりもクライマックスシリーズに勝ち上がらねばならないとし、「3位に入る可能性は30%で、巨人、阪神、中日。根拠は投手力です。中日は今の投手力を持ってたらここに入らなきゃいかんですよ!」とAクラスに入る3チームを期待も交えて予想。  一方、山崎さんは「クライマックスシリーズ進出は50%、ペナントレース優勝は20%です」と権藤さんよりも高めに予想した上で、「143試合だとタイガースが抜けてるかなと思いますけど、クライマックスシリーズになればドラゴンズはピッチャーを持ってますから。2位・3位から上がってくると、1位に対して裏ローテで当たるから大変だっていう話もありますけど、ドラゴンズはいい先発陣を持ってるんで、順調にいけば十分チャンスはあると思います」と明るい見立てを披露しました。  さらに2人は動画の中で、他球団から見たバンテリンドームの戦いづらさや、ベテラン選手に対する首脳陣の気遣いの重要性などに関してもぶっちゃけトークを展開し、文字通り“言いたい放題”のひとときとなったのでした。