タイでビジネスに手応え 国際展示会でかっぱ橋など台東の11社

タイでビジネスに手応え 国際展示会でかっぱ橋など台東の11社

 調理道具を販売する「かっぱ橋道具街」や浅草橋周辺の会社など、台東区で地場産品を取り扱う十一社が今月、タイの国際展示会に出展し、かき氷器や食品サンプルなどをPRした。質の高い日本製を求めて引き合いもあり、事業者らは親日国での新たなビジネスに手応えを感じている。 

 十一社が参加したのは、五〜八日にバンコクで開かれた外食や宿泊関連の国際展示会「フード&ホテル タイランド」。キリ箱や畳、紙製クロスなどを並べた和風の雰囲気の中、現地のバイヤーらに売り込んだ。

 調理器具などを扱う高橋総本店(松が谷一)は、業務用のかき氷器を持ち込んだ。タイの若者の間でかき氷が流行しており、カフェやレストランのオーナーが氷がふわふわになる日本製に注目していたという。

 実演したところ、試食したオーナーらは「購入したい」「販売代理店をやりたい」と口にし、好評だった。専務の高橋亮さん(41)は「これまで海外に目を向けていなかったが、ビジネスになる可能性を感じている」と手応えを語る。

 十一社は、海外での販路拡大を後押しする区の支援事業を活用し出展。昨年から始まった取り組みで、六社だった参加企業はほぼ倍増し、ブースは一・五倍の広さにした。約八十万円の出展費は区が負担した。

 区産業振興課によると、少子高齢化で国内市場が縮小する中、海外に打って出たいと考える区内の中小企業は少なくないという。だが一社単体での進出は、費用や現地でのサポート面などでハードルが高いことから、支援制度を創設した。海外の人が地場産品に興味を持ち、観光やビジネスで区を訪問する期待もあるとしている。

 展示会に同行した同課の井上健係長は「一度出展しただけでは成果が出にくい。継続できるように事業者を手助けしていきたい」と話した。 (加藤健太)


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