品川区長選 候補者の横顔

 23日に告示された品川区長選は、30日の投開票に向け、舌戦が続いている。選挙戦は、4期目を目指す現職に元都議と元区議の新人が挑む構図となった。各候補者の横顔を紹介する。 (山田祐一郎) (届け出順)

◇佐藤裕彦(さとう・ひろひこ)さん(60) 無新=立共由都

 民間企業並みの仕事を

 都議を六期務めた後、学校法人や社会福祉法人、企業経営などにかかわってきた。「今の区政は、せっかくの品川の魅力を生かし切れていない。民間企業並みのことを区役所でできるようにしたい」と思いを述べる。

 祖父が元品川区長で、父は元都議。「小さいころから、世の中を変えるためには政治の力が必要だと感じていた」と自身も政治の道へ進んだ動機を語る。都議時代は、福祉、医療問題を中心に取り組んだ。

 都議の活動を通じ「人々の思いを実現させる仕事がしたい」と首長への思いを強くした。九年間、民間で活動した経験から「現在の区政は硬直化しており、一般市民と感覚がずれている」と感じている。

 「誰にでも裏表がないのが信条」と話す。保護された二頭の大型犬を、自宅で飼っている。趣味はドライブ。

◇西本貴子(にしもと・たかこ)さん(57) 無新

 区役所の意識改革必要

 四期目の区議として、会派には所属せず、子育てや教育、福祉問題を中心に活動してきた。「区民の思いを実現するため、区長を目指す」と話す。

 「都会でありながら、伝統や文化、古くからの商店街が残るなど住民同士で適度な距離感がある」と品川の魅力を話す。保育園父母の会の連絡会長を務めた経験から政治の道へ。「区民に理解される区役所である必要性を感じた」と区役所の意識改革を求めている。「ぶれない」ことを信条に区議を務めてきた。その根底にあるのは、外資系企業で顧客の苦情対応を担当した経験。「苦情は顧客満足につながるチャンスでもある。多くの共感が得られなければこれからの区の発展はない。他の意見を排除せず互いに違いを認め合うことが必要だ」と話す。

 アイドルのライブや舞台に通うこと、テニスなどが気晴らしだという。

◇浜野健(はまの・たけし)さん(71) 無現<3>=自公

 交通の便の良さ生かす

 二〇〇六年から三期、区長を務めてきた。「区民の感覚をしっかりと受け止め、区民がどのように暮らしているのかに思いを致すのが一番大事。区民の生活をサポートするのが役目だ」と区政トップとしての自負を語る。

 大学卒業後、区役所に入ったが、当初は「自分が区長になるなんていう思いは全くなかった。最初はマイクを持つのも慣れなかった」と振り返る。区長として三期で区の財政を立て直し、基金を九百億円以上まで積み立てた実績を強調する。また「これからは、交通の便の良さを生かした活力のあるまちづくりを目指す」と話す。休日は、クラシックやジャズを聴いたりして過ごす。高校時代はブラスバンドでトランペットを演奏していた。近年はピアノを習っていたこともあり、妻が演奏するフルートの伴奏をすることもあるという。


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