自転車の損害保険加入 豊島区が義務化へ 都内で初

 豊島区は自転車利用者に損害保険の加入を義務付ける条例案を、十九日開会の定例区議会に提出した。十月一日の施行を目指す。成立すれば都内では初となる。

 二〇〇八年、神戸市で小学五年生(当時)が乗った自転車が女性に重傷を負わせる事故が起き、約九千五百万円の損害賠償を命じられた。その後も自転車事故による高額賠償事例が相次ぎ、全国で保険加入を条例で義務付ける自治体が増えた。現在、兵庫、埼玉、神奈川県など九府県、京都、相模原など五政令市が加入を義務付けている。

 豊島区の担当者は「自転車運転への社会的責任が増している。被害者救済のために早急に義務化すべきだと判断した。高額を請求されると加害者の人生も変わってしまう」と説明する。

 先行する自治体同様、罰則は設けない。自転車の損害保険は各保険会社が扱っており、補償内容などで保険料は異なる。一例として同区の区民交通傷害保険では、年額千円からの自動車の傷害保険に、自転車の自賠責保険を四百円で付けられる。 (宮崎美紀子)


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