長時間労働 280事業所に是正勧告 群馬労働局18年度

 群馬労働局が二〇一八年度に長時間労働の疑いがある県内の事業所を立ち入り調査した結果、二百八十カ所を時間外労働の労働基準法違反で是正勧告したことが分かった。このうち二百カ所で、脳や心臓疾患に影響を及ぼす恐れが強い一カ月に八十時間を超える時間外労働を確認した。

 調査は長時間労働の情報や過労死などの労災請求があった計六百三十四カ所が対象。一カ月の時間外労働は八十時間超で百時間以下が七十六カ所、百時間超で百五十時間以下が百六カ所、百五十時間超で二百時間以下が十五カ所、二百時間超が三カ所で確認された。

 二百八十カ所の業種別では、最多が製造業の百二十二カ所。次いで運輸交通業の七十一カ所、商業の二十八カ所、接客娯楽業の十一カ所と続いた。

 具体的には、ある製造業者は六十三人の労働者に一カ月に百時間を超える違法な時間外・休日労働をさせ、最長で月に百二十五時間の時間外などの労働をさせていた。この製造業者は健康診断で異常所見があった労働者について、医師の意見聴取も怠っていた。

 賃金不払いの残業も三十一カ所で確認された。

 群馬労働局監督課は「県内では今年一月一日現在で脳や心臓疾患による労災申請が九件あり、一件は支給決定した」と話している。(菅原洋)


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