東急プラザ渋谷(渋谷区)に開業したロボットと過ごす未来を体感できるカフェ「ペッパーパーラー」が話題になっている。入り口で五台の人型ロボット「ペッパー」がお出迎え。タッチパネルで人数や注文を受け付けるだけでなく、「元気はつらつ」「悩みが多そう」などと客の表情を読み取り、お薦めのメニューを紹介してくれる。

 ペッパーが“相席”するテーブルもあり、子どもや若い女性たちがロボットとの会話やゲームを楽しんでいる。高さ六十センチほどの小さな人型ロボット「ナオ」は十五分ごとに時報を知らせ、一時間おきに米国や中国をイメージしたダンスを披露。営業時間外にはAI掃除ロボットが、床をきれいにする。

 メニューは世界各国の料理と組み合わせたワッフルが中心で、中にはフランス産フォアグラのムースをのせたものも。菜食主義を意味するビーガン向けメニューもある。

 ソフトバンクグループでロボット事業を手掛けるソフトバンクロボティクス(東京)が運営し、今後はロボットの種類を増やす予定だという。同社の蓮実一隆取締役は「ペッパーが生まれて五年、次の大きな挑戦として始めた。横を向くと、何げなくロボットが働いているのが理想」と話している。