男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

今週のテーマは「二度目のデートで家に上がってから、男の態度が変わった理由は?」という質問。さて、その答えとは?

▶【Q】はこちら:「2回お泊りしただけで、飽きられた…?」男が、女を急に家に誘わなくなった理由



「みのりちゃん、今日は泊まっていかないの?」

2度目のデートで、家に来たみのり。

このときはまだ交際をしていなかったが、体の関係を持ったから嫌になった、ということはなかった。

「うん。今日は帰ろうかな」
「そっか。じゃあまたね」

玄関先まで見送ったあと、次はいつ会えるかなと考えていたし、次のデートでも僕から家に呼んでいる。

だがこのあと“あること”が発覚し、彼女と交際することはないなとハッキリ悟ってしまったのだ。

2度家に呼んだときまでは、僕のなかでは今後の交際も視野に入れていた。

だが彼女のある行動が、どうしても無理だったのだ。


いい子なのはわかるんだけど…男が気になった女の解せない行為とは?

A1:最初は清楚系で可愛い子だなと思っていた。


みのりと出会ったのは、緊急事態宣言前に友人が開催したBBQだった。

少し小柄で、サラサラの髪に肌がきれいな清楚系美女。それがみのりだった。

「みのりちゃん、だよね。蒼一郎です」
「はじめまして。徹くんの友達ですよね?」

バーベキュー用の皿を持ちながら、みのりに話しかけてみる。彼女はとても可愛らしい笑顔で対応してくれ、僕は一気にテンションが上がる。

「そうそう。徹とはなにつながりなの?」

徹はこの会の主催者で、かなり仲の良い友人だ。

「もともとは徹くんの、学生時代の友達と私が知り合いで」
「え?誰だろう?俺も徹と中学から一緒だから知っているかも?」
「そうなんですか!?サトシって知っていますか?」

徹とは中等部から一緒で今でもよく遊んでいるが、サトシという名前は聞いたことがある程度で、そこまで仲が良いわけではなかった。

「サトシ…うーん。俺は知らないかも」
「そっか、グループが違うのかな。蒼一郎さんは、徹くんと長いんですか?」
「うん、徹とは長いよ。中学から仲いいから」
「え〜すごい仲いいんですね」



とりあえず、今は徹のことよりも自分たちの話が優先だ。色々と話題を振りながら、盛り上がりそうなネタを探す。

「みのりちゃんは?どこ出身なの?」
「私は大阪なんです」

そんな会話をしているうちにあっという間にお開きの時間になり、その後のグループLINEで連絡先をゲットできた。

そして数日後、僕は個別でみのりに連絡をしたのだ。

— 蒼一郎:次は、2人で食事に行きませんか?
— みのり:ぜひ行きたいです。いつにしますか?♡
— 蒼一郎:何か食べたい物あるかな?

「よし、デートだ」

彼女と別れて約半年。今年で30歳になるし、そろそろ結婚を真面目に考えられるようないい子と出会いたいなぁと思っていた。

そのタイミングで現れたみのりとの食事に、淡い期待を抱いていた。

だが後々、この淡い期待も清楚系も、ただの僕の幻想だったと知ることになるのだ…。たぶん彼女は僕が急に冷たくなって、意味がわからないだろう。

なぜなら、本人は無自覚だろうから。


ナゼ態度が急変した!?お泊まり直後に裏で動いていたこととは…

A2:狭いところでいろいろとヤリ過ぎ。清楚系なのに軽い…


そして迎えた初デート。店にやってきたみのりは今日も綺麗で、褒め言葉が自然に出てくる。

「みのりちゃんって、この前から思っていたけど本当にスタイルいいよね。食事とか気にしているの?」
「全くですよ〜。結構よく食べますし」
「そうなんだ意外。でもいいよね。僕、よく食べる子が好きなんだよね」

どんなにスタイルが良くても、食べない子はあまり好きではない。むしろ食事を美味しそうに食べる子がいい。

「嬉しい。蒼一郎さんは?身長も高いし、スタイルもいいし、何かスポーツされていたんですか?」
「僕は学生時代、ずっとテニスをしていたよ」
「うわぁ〜テニスが似合う!」
「本当?(笑)」

笑顔で話を聞いてくれるみのりといると楽しくて、純粋に“いいな”と思っていた。

「みのりちゃんって、今彼氏いないんだよね?」
「はい。蒼一郎さんは?」
「僕もいないよ」

彼氏がいないことも嘘ではなさそうだし、僕は彼女にはっきり好意があった。



初デートでは店を出てすぐに解散したものの、2度目のデートでみのりは僕の家に来た。そして体を重ねた後、僕は何気ない一言を彼女に言った。

「これ、徹には一応言っておかないとだな」

徹の紹介なので、一言報告するのが筋だと思っていた。だが突然、みのりがうろたえ始めた。

「え?徹くんに?言うの?」
「まぁ一応。言わないほうがいい?」
「いや、どちらでもいいけど…」

— ん?何かあったのかな。

最初は、みのりと徹の間に何かあるのかと思っていた。だが後日、徹に一部始終を伝えると、驚きの事実が発覚したのだ。



みのりが2度目に我が家に来た直後、徹とたまたま会う予定があったので、さりげなく事実を話すと、徹が呆れたような顔をしたのだ。

「嘘でしょ、また!?あの子、蒼一郎で何人目だよ」
「へ…?」

そう。みのりは、とにかく“軽い”子だったのだ。

徹の周りにいる、彼女が最初に話していたサトシという男やほかにも何人か、みのりと関係を持ったことがあるという。

しかもそのほとんどが、ワンナイトだ。

「げ。マジか…」

最初聞いた時は冗談かと思ったが、どうやら嘘ではないようだ。

「一見清純っぽく見えるけどね。みのりちゃんもやるねぇ」
「そうだったんだ…。遊びならいいけど、さすがにそれは引くなぁ」

本人は周囲にはバレていないと思っているようだが、想像以上に狭い東京のコミュニティでは危険行為だ。

すぐにバレるし、基本的に男は心の狭い生き物なので、共通の友人にホイホイ抱かれているような女性は本命にはお断りだ。

その話を聞いた途端に、みのりの格が一気に落ちた。

いろんな人とつながれる東京でも、軽い感じで遊んでいるのは、一部の人だけだ(まともな男は20代で卒業している)。

狭い世界で引っ掻き回していると、確実に婚期も逃すし、いい男は絶対に捕まえられないと教えてあげたい。


▶【Q】はこちら:「一晩だけの関係じゃない。だけど…」 何度か家へ行った後で、男の態度が急に変わった理由は?

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年収にこだわる男