多くの人は、まさかそこにイタリアンがあるとは思わないだろう。

書店も兼ねた1階の店内には、いたるところに緑が生い茂り、椅子に腰かけページをめくる客もちらほら。

しかし、実はそこを抜けると地下へと続く階段があり、辿り着くのはグレーを基調としたシックなレストラン。

入店時のサプライズにとどまらず、中目黒のイタリアン『シンティッラ』の料理には、大人も心躍る仕掛けがあるのだ。



※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



ひと口で頬張ればフォアグラがとろけだす!


「よく分からない創作ではなく、きちんとしたイタリア料理を作りたい」と話すシェフの料理は真っ当さと華やかさを兼ね備えたものばかり。

しかし、この店の一番のサプライズは「小さな愉しみ」と題された逸品だ。

登場するのは、鴨のメインディッシュのすぐ後。自家製バンズに挟まれているのは、メインディッシュと同じく、鴨のフォアグラ。

想定外のおまけの登場とその小ささに誰もが笑顔になり、口に入れればイチジクのジャムも効いてなんとも贅沢な食べ心地。



口の中にトリュフが満ちる新感覚!


他にもパスタのトルテリーニでいえば、噛んだ瞬間にトリュフの芳潤さが口中に広がり、香りのサプライズが訪れる。

仕上げに、たっぷりと削られる追いトリュフも気分を盛り上げるのだ。



しっとりと火入れされた赤城牛は、ローストビーフ風に。

珍しいジロール茸と一緒にいただく、華やかなひと皿だ。(料理はすべてコース7,000円から)



会員制ワインバー『Hibana』の店主がワインを選んでいるというのも、嬉しいポイント。

ワインはナチュールとファインワインの両方を揃え、ペアリング5,000円〜とお値打ちだ。


そんなサプライズに満ちたイタリアンをいただける空間とは?


優雅に並ぶホワイトクロスがムードを最高潮に


間接照明が艶やかに灯り白いクロスが敷かれたその空間は、アプローチとなったカジュアルな1階とは別世界。

そんなギャップを楽しめる『シンティッラ』は、記念日利用も多いエレガントな雰囲気だ。



特別な夜を演出したいなら、個室がおすすめ!


一見気づかないのだが、店内奥にアートが飾られた個室が存在する。

8名まで入れる部屋だが、2名での利用も可。室料ひと組5,500円。



ライフスタイルショップを通り過ぎないように要チェック!


入口では洒落た植物が売られ、食後に購入していく人もいるという。

地下へ下りれば雰囲気は一変するから面白い。

そう細部に渡り驚きを与えてくれる良店へは、緑を愛でる素振りでエスコートするのが正解だ。