暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15〜)。
今回は東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で紹介した過酷な自然環境で生み出された特殊な鉱物からしか得られない神秘的なオリーブグリーンの色合いが特徴の「新島ガラス」についてや、子どもから大人までパラスポーツの魅力を満できる「TOKYOパラスポーツパーク in 駒沢」を紹介しました。

◆特別企画「職人のいぶき」 #9 新島ガラス

東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。今回は、世界で唯一の特徴をもつガラスの工芸品、「新島ガラス」です。

神秘的なオリーブグリーンの色合いが特徴の「新島ガラス」。過酷な自然環境で生み出された特殊な鉱物からしか得られない、淡い輝き。それはまさに地球からのギフト。その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。

都心から南へ、約160km。コバルトブルーの海と砂浜のコントラストがどこまでも広がる新島。この島では、古くから、人々は自然を敬い、自然と調和して暮らしてきました。

その美しい景観を形作っているのが、火山の水蒸気爆発によって生まれた、コーガ石(せき)。イタリアのリパリ島と新島でしか採取できない、希少な石です。この石を使った、世界で唯一のガラス工房「新島ガラスアートセンター」。新島で生まれ育ったガラス工芸家の野田收さんが、島の再興を願い、立ち上げました。

(野田收さん)「まず、ガラスというのは、普通は人工に調合されたガラスを使うというのが一般的なんですけど、新島の石を溶かしてガラスになるかどうかというのは、やってみないと分からない。そこからのスタートだった」

何度も失敗を重ね、3年の歳月をかけて、オリジナルの技術を確立しました。

(野田收さん)「新島ガラスの特徴は、まず、天然の色ガラスということ。コーガ石の中に含まれている酸化金属が、緑色の発色をさせる」

使うのは、砂状に砕いたコーガ石。それを、約1,200℃で溶かし、巻き取っていきます。すぐさま、土台の部分を形作ると、その上から、さらにガラスを巻き付けていきます。

(野田收さん)「ガラスの場合は、いちばん難しいのは、粘土と違って、瞬間、瞬間、温度が下がりますと、固くなって、作業ができなくなる。ですから、その瞬間に、『手びねり』という、手で伸ばしたり、引っ張ったりして形を立ち上げていくというプロセスが、そのまま形になっていくような作り方、それが色々な方に使っていただけたら、作り手としたら喜びでもある」

「手びねり」によって作られたガラスは、光が様々な方向へ反射し、独特な風合いを醸し出します。

(野田收さん)「普通、ガラスというと、食器とか器が一般的だと思うが、でも、ガラスを作る立場からすると、色々な可能性が見えてくる。いちばん身近な、民宿の照明具とか、お部屋のルームナンバーのプレートのガラスを作ったりしています。ですから、それこそ、ガラスのトンネルを作って、式根島をつないでみたりとか、ガラスでいろいろなもの作り、村づくりができるという活動も、これから進めていきたいと思う」島と共に生きる、野田さんの新島ガラス。そこには、職人のいぶきが感じられます。都庁第一本庁舎内にある、都内62の区市町村の特産品を扱う、「TOKYO GIFTS 62」。このギフトショップでも、「新島ガラス」を取り扱っています。

リンクアイコン 関連リンクhttps://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/tokyogifts62/product/78/◆競技体験やアスリートとの交流も “パラスポーツパーク in 駒沢”

東京都は 8月20日(土)に、「TOKYOパラスポーツパーク in 駒沢」を開催します。

「TOKYOパラスポーツパーク in 駒沢」は、さまざまなパラスポーツを体験したり、パラアスリートにプレーを教えてもらったり、子どもから大人まで、パラスポーツの魅力を満できる1日です。

隣接する屋内球技場では、2022ジャパンパラボッチャ競技大会も開催されます。

「TOKYOパラスポーツパーク in 駒沢」は、8月20日(土)午前10時〜午後5時まで、駒沢オリンピック公園中央広場で開かれます。

参加費は無料で、事前申し込みも必要ありません。

関連リンクhttps://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/07/26/24.htmlhttps://parasportsgekkan.metro.tokyo.lg.jp/komazawa/

<番組概要>番組名:東京インフォメーション放送日時:毎週月―金曜 7:15〜7:20キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/