TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、新たにオープンした「幼魚水族館」をキャスターの田中陽南が取材しました。

◆世界初の施設「幼魚水族館」とは?

静岡県・清水町に7月7日(木)オープンした「幼魚水族館」(静岡県駿東郡清水町伏見52-1 サントムーンオアシス3F)。

その館長を務めるのは「堀潤モーニングFLAG」の元コメンテーターの岸壁幼魚採集家・鈴木香里武さん。今回は香里武館長に早速、幼魚水族館を案内してもらいました。

まずは「漁港再現コーナー」。香里武館長は、「一番身近なところにある海で、いかに幼魚パラダイスが広がっているのか、ここで再現している」と解説。

漁港を再現というその言葉通り、水槽には網やロープも置かれており、なんとこれらはリアルに海から拾ってきたゴミだとか。

「今、漁港の足元の海にはこうしたゴミがたくさんある。それが汚いという見方もあるけれど、ゴミを利用して幼魚たちは身を隠している。我々が思っている以上に幼魚はたくましい生き様がある」と切々と語る香里武館長。

ちなみに、館内に貼られている魚名板は全て、香里武さんによる手書きです。

続いては「危険な幼魚コーナー」。田中が見つめる水槽には岩はあるものの魚の姿は見えません。「どれがお魚なんですか?」と田中も不思議そうにしていましたが、実はそこには岩に似せた魚「サツマカサゴ」、さらに奥には「オニダルマオコゼ」が。

その存在を聞いても「全然わからないですね」とただただ驚く田中でしたが、香里武館長からは「(オニダルマオコゼは)小さいんですけど、気づかずに手をついてしまうと病院送りになる。強烈な毒を持っています」というトリビアも。

その他にも香里武館長が独断で選ぶ「幼魚アイドルコーナー」や、幼魚と成魚を見比べて楽しむコーナーなど、さまざまなコンテンツが用意され、館内では幼魚の魅力をたっぷりと満喫することができます。

念願の夢である幼魚水族館をオープンした香里武館長ですが、最後に海のゴミについてある提案が。ゴミとなると、どうしても良い悪いの二元論になってしまいがちですが、香里武館長は「そうではなく、ゴミの周りにも生態系があり、それを利用して生きている幼魚もいれば、ゴミのせいで死んでしまう生き物もいる」と説明。

そして、「ゴミの周りを含めた全部の物語で捉えると少し見方が変わって、そのゴミをどうしたらいいのかというヒントになり、視野が広がると思う。点で見ないで世界で捉えるというか、そういうふうに海を見てくれればアプローチの仕方が変わると思う」と思いの丈を語っていました。

◆モニフラファミリーも「幼魚水族館」に興味津々

キャスターの堀潤は「すごい! 素晴らしいですね」と香里武館長に拍手を贈ります。「自分の好きが水族館を構えるところまで、やはりいろいろなことをやってみるもんですね。展示内容も興味深い」と感心しきり。

田中は「ゴミを一緒に展示するというのは新たな取り組みだと感じたし、リアルな漁港の姿を見ながらリアルな魚の生態を知る、新しい水族館でした」、「実際にゴミに住んでいるお魚をみると、こんなことをさせてはいけないなと思いましたし、しっかりゴミに目を向けるきっかけになりました」と取材を振り返ります。

株式会社ゲムトレ代表の小幡和輝さんは、香里武館長の取り組みやバイタリティ溢れる行動力に、「とても素敵ですし、頑張ってほしい」とエールを送り、「こうしたエンタメ、楽しさを通じながらいろいろなことを発信できるのは、すごくいい」と感想を口にします。

生理への理解を広げる団体「#みんなの生理」共同代表の谷口歩実さんは、「こういったリアルな漁港の状態は普段見ないですし、わからないので、こうしてありのままで見せる、香里武館長の世界観がすごく素敵」と称賛。

一方、タレントで起業家の加藤ジーナさんは過去に香里武館長と共演した際、家としてゴミに住みついている幼魚の存在を聞き、とても衝撃を受けたそうです。「環境のことを考えていると、周囲には同じような考えの人ばかりで、ゴミはゴミとして考える、ダメなものとして考えるルートしかなかったので、“そういう考え方があるんだ!”と思った」とそのときのことを思い出しつつ「ゴミと一緒に展示するというのはすごくいい機会だと思うし、(幼魚水族館に)行きます」と興味を示していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag