暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15〜)。
今回は東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で髪を美しく整えるだけでなく、つやと潤いも与えてくれる「つげ櫛」を300年以上作り続ける「よのや櫛舗」についてや、新型コロナウイルス感染症への感染の不安を抱える妊娠中の女性労働者で母性健康管理措置として休業が必要とされた人が取得できる休暇制度などの「母性健康管理措置促進事業奨励金」を紹介しました。

◆特別企画「職人のいぶき」#3 つげ櫛

東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。今回は、髪を梳かす、「つげ櫛」です。

髪を美しく整えるだけでなく、つやと潤いも与えてくれる、「つげ櫛」。女性の髪型が多様化した江戸時代に生まれ、相撲や古典芸能の世界においても欠かせない道具として重宝されてきました。その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。

つげ櫛専門の工房として、創業300年以上の歴史をもつ、「よのや櫛舗」。この工房で、伝統を今に伝えるのが、店主の櫛職人、斎藤悠さん。

(斎藤悠さん)「つげ櫛は、普通に使っていただければ、代々、使っていただける。脈々ときている、うちの先代たちの品物を、変な言い方ですが、汚してはいけないので、そのプレッシャーを感じながら仕事をしています」

ほどよい硬さと弾力をもつ黄楊の木から作られた櫛は、職人の手で整えられることによって、髪通りなめらかに仕上がります。

(斎藤悠さん)「引いて削っているのではないんです。押して削っているので、だから、押したときの力加減などの難しさというのはあると思います。擦りすぎてしまうと、尖って、鋭利になってしまうので、それだけは気をつけています」

紙やすりでは、目に見えない細かな傷がついてしまうため、トクサという、表面がザラザラした植物を乾燥させ、道具に巻き付けて使用。こうしてできあがった櫛は、頭皮へのあたりが優しく仕上がります。その後、椿油に1週間ほど漬け込んむと、木目が美しく、櫛通りも滑らかなものになるのです。

 (斎藤悠さん)「工芸品のようなイメージをおもちの方が多いと思うんですけど、日本人の文化として、“櫛を通す”ということを、日々の生活の中で使って欲しいと思っていますね」

古来からの知恵が詰まった、「つげ櫛」。そこには、職人のいぶきが感じられます。

都庁第一本庁舎内にある、都内62の区市町村の特産品を扱う、「TOKYO GIFTS 62」。このギフトショップでも、「つげ櫛」を取り扱っています。

関連リンクhttps://tokyodouga.jp/https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/tokyogifts62/product/08/◆「母性健康管理措置促進事業奨励金」

東京都は、「母性健康管理措置促進事業奨励金」の、今年度の募集を受け付けています。

「妊娠中の女性労働者に係る母性健康管理措置促進事業奨励金」は、新型コロナウイルス感染症への感染の不安を抱える妊娠中の女性労働者が、安心して出産に臨めるよう、母性健康管理措置として休業が必要とされた人が取得できる休暇制度の整備を、奨励金の支給によって後押しする事業です。

対象は、国(厚生労働省)の助成金、新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇制度導入助成金、または、両立支援等助成金の支給決定を受けた、都内の中小企業などです。

奨励金支給の要件は、新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による有給の休暇制度を就業規則に規定すること、労働基準監督署に届け出ることが必要で、厚生労働省の助成金支給決定後に新たに規定したことです。

今年度の奨励金の支給額は、1社あたり10万円で、申請は、1事業者につき1回までです。

申請は、郵送のみで、申し込み受け付け期間は、2023年3月31日(金)までです。

詳しくは、東京しごと財団のウェブサイトをご覧ください。

関連リンクhttps://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/05/17/07.htmlhttps://www.shigotozaidan.or.jp/koyo-kankyo/joseikin/boseikenkokanri.html

<番組概要>番組名:東京インフォメーション放送日時:毎週月―金曜 7:15〜7:20キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/