TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。「フラトピ!」のコーナーでは、Z世代向けの「新スタイル飲食店」をキャスターの田中陽南が取材しました。

◆コンセプトは“世界一映える店舗”

コロナ禍で苦境に立たされている飲食店ですが、今、Z世代を意識した新たなスタイルで勝負に出る店舗が増えています。まず田中が訪れたのは、回転寿司チェーン「くら寿司」の原宿店。

ここはZ世代向けの店舗として“世界一映える店舗”をコンセプトに12月9日にオープン。その店内は「くら寿司ってこんな感じでしたっけ?」と田中が驚くほどカラフルかつユニーク。

お店に入るとすぐに「カラフル提灯」があり、その他にも柱には浮世絵など日本の伝統文化が“映え”スポットとしてデザインされています。

Z世代が写真を撮って発信したくなるようなお店となっており、なかでも目玉のひとつが近未来的なデザインを意識した「クレープ屋台」。

原宿といえば“クレープ”のイメージがありますが、そこで作られるのは寿司とクレープを融合させた「sushiクレープ」。寿司ネタとシャリを揚げた「揚げシャリ」を具材にカラフルなクレープ生地で巻いた新感覚のクレープで、見た目はかなり“映え”。

また、試食した田中は「揚げシャリが思った以上にサクサクパリパリでいい食感のアクセントに。中身のイベリコ豚・玉子・シャリもなじみのある食材ですけど、(食材がクレープと)合わさってまた新しいメニューになっていますね」と、その味わいに目を丸くします。

◆商品はあるけれど…“売らない”店舗

続いて、若者の街・渋谷「しぶちか」にある新しいスタイルのカフェへ。そこは国内トップクラスのバリスタが監修したコーヒーが味わえる「AZLM connected cafe」。

コーヒーを購入し店内に入ると、日本各地の特産品などさまざまな商品が並んでいますが、それらは店内で買うことはできません。なぜならここは“売らない”店舗だから。

実は店内の商品一つひとつにQRコードがついており、それを読み取ることでネットから購入可能。このお店では、生まれたときから身近にデジタル機器があったZ世代に向けたネットで購入する新しい販売スタイルを導入。カフェを併設することでコーヒーを味わいながら商品を吟味でき、商品も約1ヵ月で入れ替わるので、訪れるたびに新たな発見があります。

◆デジタルネイティブなZ世代に必須のデトックス

最後は“Z世代のZ世代によるZ世代のための店”をテーマに原宿に軒を構える「Section L Pop-up House」。

ここは1階が「令和食品館」という飲食店になっており、さまざまな料理をそれぞれ別のフードクリエイターが提供。そうすることで1つの店舗でいろいろな味が楽しめるようになっています。

さらに、2階には花を五感で楽しむデジタルデトックス・ラウンジ「HANARIDA」が。ここはデジタル機器を使うことが多いZ世代に向け、花や木々に囲まれた安らぎのひとときを過ごしてもらうことがコンセプト。店のロッカーにスマホなどのデジタル機器を預けることで、ドリンクが1杯無料でいただけます。

この“デジタルデトックス”に、タレントで起業家の加藤ジーナさんは「(スマホなどを)預けてどうしよう、デジタルデトックスはちょっと不安」と漏らしつつも、「素敵な取り組み」と興味を示します。また、売らない店舗には行ったことがあるようで「売っているお店に行っても、後でネットで情報を見てから考えて買うことが多い。こうした店舗の形は出展者も置きやすくていいと思う」と高評価。

ガーナで“カカオ革命”を起こす起業家・田口愛さんは、実際に売らない店舗のスタイルを活用して商品を販売したことがあるそうで、「(店内などに)パネルやスクリーンを置くとなると、店舗によっては伝わりにくく難しい面がありますけど、スマホ上だと伝えやすく、(お客さまの)反応も良い」と実感を語っていました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag