TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。6月3日(金)放送の「FLAG NEWS」では、東京都が検討を始めた“同性パートナーシップ制度”について意見を交わしました。

◆「同性パートナーシップ制度」の必要性は?

小池知事は、同性カップルを自治体が公的に認めることで一部の保障を受けることができるようになる「同性パートナーシップ制度」の導入に向け、検討を進める考えを示しました。同性パートナーシップ制度は、2015年に渋谷区と世田谷区が全国で初めて創設して以来、都内では12の自治体で導入されています。

このニュースに対し、実業家の滝口樹理さんは「すべての人が生きやすい社会へ」と訴え、「まだ自分の個性を隠す社会だと感じるので、個性がもっと認められ、(同性のパートナーも)家族として扱われるようになれば、すごく素敵になる」と見解を示します。滝口さんの周囲にもLGBTQの友達は多いそうで、彼ら・彼女らはそれを親に伝えず、「どこか諦めてしまっている感じがする」と実感を語り、パートナーも家族として、自身の家族にシェアされる社会を望みます。

キャスターの堀潤が、「小・中学校のときに自分の性的指向や性自認を(認識するも)周りに言えなくて、誰にも相談できずに苦しんでいる子たちが多いということにも目を向けたい」と現状を語ると、滝口さんは「今は(LGBTQであることは)隠すものという感じになっているが、逆にもっとアピールするものになったら(社会が)明るくなる」と提起。そして、隠したくて隠しているのではなく、隠させてしまっている現実を変えるためには「小さいときからの教育。“恥ずかしい”と思わないような教育」とその必要性を主張します。

現在、アパレルブランドを運営する滝口さん。自身のブランドでは、サイズ感が大きく、男性も着られるものも多いのが特徴で、その理由は洋服を男性・女性で分けたくないという思いから。「洋服も個性の一つなので、女性、男性で分けるのではなく、自分はこうありたい、それがいい」と言います。

堀から「なぜ自分の個性を自由に発揮できるようになったのか?」と問われると、滝口さんは「目立ちたかったんですかね」と笑顔をのぞかせます。そして、最近は「個性を出している方がかっこいいと心の底から思えるようになった」とも。日本では、ちょっと目立ったり、人とは違ったり、個性を発揮することで、叩かれたり、揶揄されたりする悪しき風潮も少なくないなか、「以前は恥ずかしさもあったが、今は自分の人生だから好きなようにと思っている」と滝口さん。

キャスターの田中陽南も、「私の友達にも、男性だけどスカートを穿いている人もいる。SNSが流行ったり、同性カップルでSNSを活用して発信している人が増えたり、(LGBTQが)徐々に身近になってきている」と実感を語ります。

気象予報士で防災士の久保井朝美さんも、そんな現状を感じつつも、やはり海外に比べると「(街中で)同性カップルが堂々と闊歩している姿は、まだ日本ではあまり見かけない。法律が整っていくことで、社会でも認められやすくなっていくのでは」と言います。

一方、堀は同性パートナーシップ制度も同性愛の話だけでなく、「例えば、今の結婚制度を利用したくないというパートナーにとってもいいのかもしれない」と話していました。

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag