TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月〜金曜7:00〜)。4月23日(金)放送の「FLAG NEWS」では、政府が発表した“温室効果ガスの削減”について意見を交わしました。

◆今や環境問題は必須、経済界にも大きな影響が

菅首相はアメリカ主催の気候変動に関する首脳会合「気候変動サミット」で、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度と比べて46%削減することを目指すとする新たな目標を正式に表明。これは、これまでの目標を大きく引き上げるもので「決して容易でない」としつつ、世界の脱炭素化でリーダーシップをとる考えを強調。また、菅首相はこれに先立って開かれた政府の地球温暖化対策推進本部の会合で、2030年度の新たな目標を表明した上で「さらに50%削減の高みに向けて挑戦を続ける」と述べ、目標の上積みに含みを持たせました。

Z世代のゲストコメンテーター、株式会社PoliPoli代表の伊藤和真さんも注目するこのニュース。その理由について「若い人がSNSで世界の課題に触れていてこの問題に関心があるのと、日米首脳会談でも触れられていたこと」と2点を挙げます。

環境問題は今や経済界にも大きく関わり、キャスターの堀潤は「ESG投資をはじめ、環境対応していないと投資の対象にさえならない」と実感を語ります。すると、伊藤さんも社会的企業が増えてきていることに触れ、「気候変動が経済成長に繋がるという考え、グリーンニューディールが政府のなかでも大事になってきているのではないか」と見解を示します。

政府は温室効果ガス排出量46%削減、ゆくゆくは50%台を目指すとしているものの、温室効果ガスの抑制に繋がる実質的な数字は62%。そのため現在、政府の打ち出した数字が低すぎるという抗議活動が若い世代の間で起こっており、「そういった活動は議員さんもすごく見ているので、しっかりと声を上げるのはとても大事」と伊藤さん。

一方で、民主党政権時代に政府が大胆なCO2削減策を出した際、それに最も反対したのは財界だったと堀は補足。環境問題と民間企業との関わりについて、伊藤さんは「民間企業には民間企業なりの利害があり、若い人にも若い人の利害と思いがある。それぞれ伝えるべきで、いろいろな意見を集約して意思決定するのが政治」と指摘。「おかしいと思うならおかしいと政治に対して声を上げるのが重要」と改めて主張します。

◆国民の声は政治家に届いているのか?

気象予報士で防災士の久保井朝美さんは、国民の声がどのくらい政治家に届いているのか疑問を感じているそうで、伊藤さんに「(政治家は)Twitterを一番見ているんですか?」と質問をぶつけます。伊藤さんは「Twitterも見ている」と即答しつつ、それ以上に政治家に意見を届ける裏技を紹介。それは自分の選挙区の議員にメッセージをすること。

堀が「ロビイストたちのスキルをもっと国内にインストールしたい」と希望を述べると、伊藤さんも共感。「政策を動かすのは非常に難しいが、正しい順序で正しい方法でやれば動く。しかし、それを学ぶのは難しい」と言い、政治プラットフォームPoliPoliを立ち上げたのは「そういった難しいことを誰でもできるようにするため」と明かします。

そして、それを可能にするのがインターネットの本質であり「しっかりPoliPoliを頑張っていきたい。それでロビイングのスキルをみんなが使えるようにしたい」と今後の展望を語りました。

この日は、視聴者に「地球温暖化対策に取り組んでいますか?」というテーマで生投票を実施。結果は以下の通りです。

◆地球温暖化対策に取り組んでいますか?している……996票していない……548票しようと思っている……264票

※この番組の記事一覧を見る <番組概要>番組名:堀潤モーニングFLAG放送日時:毎週月〜金曜 7:00〜8:00 「エムキャス」でも同時配信キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/番組Twitter:@morning_flag