年間900件出動! 活躍する「警察犬」の訓練内容とは?

“東京で働く。東京で生きる。”をコンセプトに、東京の街を支えるさまざまなスペシャリストをクローズアップするTOKYO MX(地上波9ch)の番組「東京JOBS」(毎週水曜21:54〜)。12月は「警視庁」を特集。12月5日(水)の放送では、事件の捜査や行方不明者の捜索に力を発揮している警察犬の訓練を紹介しました。

今回取り上げたのは、警視庁刑事部鑑識課に在籍する警察犬・クラウン号の仕事ぶりです。現在6歳のクラウン号は、人間で言えば43歳とまさに働き盛り。2016年に東京都東大和市に新設された警視庁東大和庁舎警察犬第2訓練所では、ハンドラーを務める捜査員の指示を受け、朝から厳しい訓練をおこなうクラウン号の姿がありました。

この日おこなわれていたのは、警察犬にとって基本となる「服従訓練」。これは、捜査現場で好き勝手に行動することなく捜査員の指示に従うようにするものです。
鑑識課課長代理の井上郁さんは、「シェパード犬は嗅覚が優れていて人に従順です。そのほか知的能力や運動能力が高い」と特徴を語りました。


クラウン号はその能力を最大限に活かし、事故現場に残された臭いから行方不明者の自宅を特定するなど数々の功績を上げ、受賞経験も豊富です。なかでも得意としているのが、血痕を探し当てる「血液捜索」だとか。

ある日の訓練所では、クラウン号とほぼ同期のラブラドール・レトリバー、ブルーム号が一軒家を模した部屋で訓練をおこなっていました。そこで発見したのは覚醒剤のダミー。ブルーム号は、覚せい剤取締法違反事件の被疑者宅で成果を上げたこともあるそうで、クラウン号に負けない活躍ぶりを見せています。

負けず嫌いのクラウン号にとって、そんなライバルの存在がさらなるスキルアップにつながっているようで、遺留品と被疑者の臭いが一致するかどうかを調べる「臭気選別」の訓練を懸命におこなっていました。


「今は科学技術や科学捜査が著しく進歩していますが、警察犬だからこそできる仕事はまだまだたくさんある」と話す井上さん。「警察犬に、求められるニーズも多種多様となっているので、それらの期待に応えられるよう、さらに訓練を重ねてしっかりと結果を出していってほしい」とクラウン号のさらなる活躍に期待を込めていました。

警視庁に在籍する警察犬の出動回数は、年間およそ900件。警察犬に定年はないものの、その多くは10歳ぐらいで引退し、その後は訓練所でのんびりと余生を過ごすそうです。


12月12日(水)の放送は、「交通安全に目を光らせる」をテーマにお届けします。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:東京JOBS
放送日時:毎週水曜 21:54〜22:00
ナビゲーター:ホラン千秋
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/variety/tokyojobs/


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