“自撮り”で259人が死亡…「SNS映え」求め、増える危険行為

TOKYO MX朝のニュース生番組「モーニングCROSS」。10月10日(水)放送の「オピニンCROSS neo」のコーナーではIT起業家の関口舞さんが、SNSで注目を集めるために、ユーザーが危険な行為に走ってしまう風潮があることを解説しました。

2017年までの約6年間で、自撮りをしている最中に溺れたり、転落したりして死亡した人の数が、世界で少なくとも259人に上ることが全インド医科大学などの調査で明らかになりました。調査ではこうした事故を、“死のセルフィー”と名付け、対策を講じるように求めています。

◆SNSで注目集めるのは、若い世代には大事なこと
関口さんは、「若い世代にとって、SNSで注目を集めるのは大事なことになっている」と語ります。そして、Instagramで人気を集めたことをきっかけに、プロのモデルになった人がいることや、小学生のなりたい職業ランキングでYouTuberが上位に入っている現状を説明しました。

しかし、SNS上で注目を集めたいあまり、危険な行為をしてしまうユーザーもいるそうです。たとえば2017年には、YouTuberの19歳のアメリカ人女性が、「明日すごく危険なビデオを撮る」とTwitterで予告。翌日、百科事典のような分厚い本を恋人の男性に持たせ、そこに向かって銃を発砲したところ、銃弾が本を突き破り、男性が死亡する事件が起きました。

また2018年3月には、日本人の女子高校生YouTuberが、渋谷で「フリーおっぱい」と書かれたスケッチブックを掲げ、通行人に胸を触らせる行為を撮影。女子高校生は書類送検されたうえ、ネット上で実名を特定されるなどの事態になりました。関口さんは「おかしなことをするほど注目が集まり、批判されてもアクセス数が増える。それで自分が人気者だと思うのは危険なことだ」と訴えました。


◆自撮りしているときにも注意をするべき
YouTuberの顧問をしているという弁護士の佐藤大和さんは、「コンプライアンスの話をするものの、注目を集めたいために法律違反をする人は実際に多い」と語ります。さらにインターネット上には、コンテンツをチェックする機関が存在しないことから、危険な行為などがあっても「誰にも止めようがないし、それを面白いと思って多くの人が見てしまう」と話しました。

スマートニュースメディア研究所所長の瀬尾傑さんは、現場で撮影中の報道カメラマンが、事件・事件に巻き込まれてしまうケースがあると言います。その理由として、「カメラで撮影していると、自分は安全ではないかと思ってしまう」との心理が働くことを挙げました。そして、自撮りなどの撮影をしているときも同様に注意が必要だと呼びかけました。

最後に関口さんは、「SNSを『やるな』とは言えない。しかし、『こんな危険な事例がある』『命にかかわる事例もある』ということを、伝えていったほうが良いと思う」と語りました。


<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時 :毎週月〜金曜 7:00〜8:00
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:http://s.mxtv.jp/morning_cross/


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