ダウンタウン松本人志が文藝春秋を訴えた裁判の第1回口頭弁論が28日午後、東京地裁で開かれる。

 元放送作家の長谷川良品氏は28日までに更新したユーチューブチャンネルで、一連の騒動に言及した。

 松本は裁判前の今月25日にX(旧ツイッター)などで「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」と心境を告白。

 これに長谷川氏は「どう考えても推敲されていないんですよね。おそらく第一稿のまま。こういう時の危機管理はいかに先回りして批判をなくすか。松本さんのコメントはあまりにも無防備すぎる」とバッサリ。

 なかでも注目したのは「自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです」の一文。松本はここまで「事実無根」の一点張りで、記者会見や一連の報道に関する詳細説明を控えてきた。それだけにSNS上では賛否が飛び交う事態となっている。

 長谷川氏は「まともなブレーンがいないのか、あるいは助言を聞く耳を持たないのか。だとしたら、笑いの才能を網羅的な才能にはき違えている。これが松本さんの最大の悲劇」と述べた。