元宝塚歌劇団の宙組で男役俳優の真風涼帆が19日、大阪・梅田芸術劇場で行われたコンサート「unknown」(19日〜22日)に出演した。

 真風は熊本県出身で元宝塚歌劇団宙組トップスターとして数々の舞台に出演し、2023年に同劇団を退団。今回、初のソロコンサートとして東京国際フォーラムで4日間(5日〜8日)公演を行い、この日に大阪で初日公演を終えた。

 今回の公演は4つのブロックに分かれている。「Gradation」のブロックでは、白いパンツスーツ姿で舞台に現れた真風が宝塚歌劇団在団時に観客を魅了した「オーシャンズ11」の楽曲「FATE CITY」などを歌い上げた。

 宝塚歌劇団時代に出演した公演の楽曲アレンジを披露する「Gradation」のブロックを歌い終えた真風は「気分はすっかり男役」と観客を笑わせ、「未知なる私の姿をいろいろ見せていけたらいいと思っています」と大阪での公演にかけつけたファンの期待感をあおっていた。