高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(49)がアイドルグループ「SKE48」のルーキーを徹底調査。昨年10月にお披露目された12期生の柿元礼愛(かきもと・れな=18)と鈴木愛來(すずき・さら=17)を直撃し、2人の熱い思いに迫った。SKE48加入前から知り合いだったという柿元と鈴木がこれからのアイドル活動で目指すものとは――。

 高須 僕は倉島杏実ちゃん単推しですが、今日はSKE48の未来を担う12期研究生のことを調査するためにやってきました。かきれな(柿元)は兵庫県、さーたん(鈴木)は千葉県出身だけどSKE48のオーディションを受けたのはなぜ?

 柿元 「OUT OF 48」というオーディション(AKB48の現役メンバーと一般応募者で新グループを作るプロジェクト)で最終審査までいったんですが、落ちてしまったんです。そんなときにSKE48の12期生オーディションがあって、調べたら体育会系の雰囲気もあってファンの方も熱いということで受けました。

 鈴木 私も礼愛と同じオーディションを受けていて同じチームだったんです。AKB48の方々と一緒に練習をしているうちにAKB48グループに憧れを持つようになり、SKE48のオーディションを受けました。

 柿元 SKE48オーディションの二次審査に行ったら「あれ?知ってる子がいるぞ」ってなってビックリでした。

 鈴木 審査会場から出たときに礼愛に偶然会ったんですよ。「えっ?」ってなりました。

 高須 名古屋に来ることに不安はなかった?

 柿元 私は高校を卒業するまでは兵庫から通っていたのでそんなに不安はなかったのですが最近、名古屋に引っ越して、今は少しホームシックです。

 鈴木 全く不安はなくて、合格通知が来た瞬間に「名古屋へ行く」って言いました。親は心配してたんですけど「やりたいなら頑張ってきなさい」と送り出してくれました。

 高須 まだグループに入って半年ぐらいだけど実際にSKE48で活動してどうですか?

 柿元 SKE48って本当にいいグループなんです。「SKE48が大好き」っていう先輩しかいなくて本当にすごいんですよ。もちろん「SKE48をもっと上に行かせるぞ」という気持ちもすごいんですけど、自分だけじゃなく周りのメンバーのことも気遣っている。先日も新曲の発売イベントで先輩方と一緒になったんですが、菅原茉椰さんは後輩のメンバーが席を外そうとしたときにすぐスタッフさんに「初めての場所だから付いていってあげてください」と声をかけていました。本当にメンバーのことを大切に思ってるし、周りのこともしっかり見ているところがすごくステキだなって思いました。

 鈴木 私がチームS公演に初めて出演させていただいたときに印象的だったのが、公演後の反省会で先輩後輩関係なく「ここをこう動いたらもっときれいにそろうから」「ここをもっと練習しよう」という意見がどんどん出てくるんですよ。公演をもっといいものにしていこうという熱い気持ちが伝わってくるんです。なんだか学校の部活みたいだなって思います。

 高須 どうですか?SKE48に入って良かった?

 柿元&鈴木 はい!本当に良かったです。環境がいいんです。スタッフさんもいい方ばかりだしメンバー思いなんですよ。

 高須 SKE48でやってみたいことや目標は?

 柿元 今回のシングルでは研究生でも11期生の原優寧さん、大村杏さん(※2人は5月20日からチームSに昇格)が選抜に入っているじゃないですか。12期生はまだ入ったばかりだし500%ないということは分かっているんです。絶対ないけど、うらやましいと思ってしまうというか、それ(自分が選抜入りしていることを)を想定してしまうというか。だから、いつかは選抜メンバーに入りたいなって思いますね。やっぱり。

 鈴木 私は大きな目標としてSKE48を知ってもらう入り口になりたいって前から公言してるんですけど、今は研究生なので、まずは自分のスキルを高めたいです。オフの時は6時間ぐらい自主練をしているんですけど、公演にアンダー出演するとやっぱり正規メンバーの方とは違うよなって落ち込むこともあるんです。ダンスも歌ももっとレベルを上げたいなって思います。

 高須 かきれなの心意気は素晴らしいし、さーたんの努力もすごいですよ。僕はかきれなのSHOWROOM(動画配信サイト)をよく見に行くので、12期生情報の90%がかきれなに偏っているんですが、よくファンの人から「さーたんもいいですよ」「さーたんもよろしくお願いします」というメッセージをもらうんです。ぜひ2人の力でこれからのSKE48を盛り上げてください!

※インタビュー後に鈴木は5月20日からチームKⅡに昇格することが発表された