米俳優のピーター・ウェラーとアイドルグループ「AKB48」の安部若菜が5日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2024」の「セレブステージ」に出演した。

 1987年に映画「ロボコップ」に主演。06年に出演したフォックスのドラマシリーズ「24 −TWENTY FOUR−」ではジャック・バウアーの元上司クリストファー・ヘンダーソンを演じた。

 ロボコップのコスプレで登場した安部は「こんなにかわいいロボコップの衣装を作っていただけることになるなんて思っていなくて、すごくうれしいですし、ロボコップだけじゃなくて、ピーター・ウェラーの(出演)作品、大好きなのもたくさんある」と語った。

 登壇したピーターは「ここに居られてうれしい。ありがとう」と日本語であいさつ。続けてスタッフが持って来たペットボトルのお茶を一気飲みし、空になったペットボトルをワイルドに投げる場面も。さらに上機嫌のピーターは、ロボコップのお面をかぶってみせるなどサービス満点で、なにかするたび会場から黄色い歓声があがった。

 司会者にドラマ「24」で演じた悪役クリストファー・ヘンダーソンとロボコップについて聞かれると、テンションを高くして「どの役を演じる時も同じなのですが、いい奴なのか悪い奴なのかということをジャッジしないで演じるんです。それは見る側にお任せする。クリストファー・ヘンダーソンは、アメリカを守るつもりでああいった行動をしていたんです。愛国者ですよ」と語った。

 ロボコップ出演時に1番大変だったことを聞かれると「特殊メイクに3時間半。さらに、マスクがついた状態で継ぎ目を隠すメイクに3時間10分。トータル6時間40分イスに座り続けていたこと」とぶっちゃけた。