NHK大阪放送局は17日、同社制作のドラマ「パーセント」(毎週土曜・午後10時)に俳優の結木滉星(29)が出演し、主人公の職場の同期・蘆田孝雄を演じると発表した。

 同ドラマは、ローカルテレビ局「Pテレ」のバラエティー班で、多忙な日々を送る吉澤未来(伊藤万理華)が、車いすに乗った高校生・宮島ハル(和合由依)と出会い、成長していくヒューマンドラマだ。

 結木は役柄について「結構繊細で、心が常に動いていて、いろんな感情が駆け巡っている人です。自分自身の劣等感とかプライドとか、吉澤未来に対する同期ならではの思いとか。演じるのはすごく難しい役になると感じました」と語った。

 続けて「このドラマでは吉澤と蘆田の関係性が大事だと思っていたので、一つ心がけていたこととして、2人のシーンが恋愛には見えないようにしたいと思っていました。吉澤とのシーンは、蘆田にとってもベースになる部分が多いので、最初に撮影したゲームセンターのシーンから、それが作れたことが大きかったと思います」。

 また、撮影現場については「伊藤万理華さんとの共演は初めてでしたが、もう、吉澤未来にしか見えないです。とても気さくで、明るい方なので、本当にかわいらしい方だなと思いました」とコメントした。