麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」(Mリーグ)が17日、2023―24シーズンの全日程が終了した。レギュラーシーズン敗退となったTEAM RAIDEN/雷電の萩原聖人は「まあ、ダメでしたね。負けたらダメですね」と振り返った。

 雷電ユニバース(ファン)の大きな期待を背負って迎えたシーズンだった。昨季はチーム初のファイナル進出を果たし、今季はさらに上の結果が期待されていた。しかし、レギュラーシーズンを8位で終え、早々にシーズン終了となった。

 萩原は「去年ファイナルに行って、今年こそみたいな機運が序盤は高まっていたんですけど、麻雀というゲームの現実だったりとか、いろんな事を感じながら後半はいました。本当に後半はみんな苦しい状況になってしまった」。

 雷電のメンバーは萩原のほか、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広の4人。来季のチーム構成はまだ分からないが、萩原は同じチームという前提で「ありがたいことに、こんなに勝てなくても求めてくれるファンがいるっぽいので、その期待に応えられないまま終わるのは、自分の人生としては非常に悔しいものが残るし、残された時間の中でまだ麻雀に向き合いたいなという気持ちになりました」と明かした。

 6シーズン目を終えたMリーグがさらに盛り上がるためには「うち(雷電)が優勝すること。それ以外ないと思います。うちが優勝する時はそれこそカーネルサンダースが道頓堀に落ちるような盛り上がりがあるんじゃないか」と断言し、逆襲を誓った。