立花孝志党首(53)率いるNHK受信料を支払わない方法を教える党が番組内で中傷されたとして、マツコ・デラックス(48)や東京MXテレビに損害賠償を求めていた訴訟で、立花氏が敗訴した。ただでは転ばないのが立花流。なんとマツコとの共闘ラブコールを送ってみせた。

 2人の争いが起きたのは2年前の参院選直後。国会議員となった立花氏に対し、「5時に夢中!」に出演したマツコは「今のままだと、ただ気持ち悪い人たち」「ふざけていれた人も相当数いる」とぶった切った。

 これに立花氏は「立花や党をバカにするのはいいが、投票してくれた有権者をバカにしないでもらいたい」と激怒。政治的公平性を定めた放送法4条にも違反しているとして、MXのスタジオ前に突撃し、反論の機会を求めたが、番組やマツコ側が応じることはなく、計8万2000円の損害賠償を求めて、法廷の場に訴え出ていた。

 15日、東京地裁は立花氏らの訴えを棄却。立花氏は「今回はMXさんの勝ち。(訴訟で放送法4条を遵守の)十分抑止力になった。これはこれで終わりたい」と控訴することなく、裁判を終結させるとした。

 それどころか立花氏は「マツコさん個人を攻撃しているように思われたかもしれないが、そう思わせた部分はゴメンナサイ」とマツコに謝罪の言葉も口にした。

 いったいどんな心変わりかと思いきや、立花氏はレギュラー番組7本を抱え、人気絶頂に見えるマツコを危惧しているというのだ。

「我々はテレビというメディアの権力と闘っているが、(外資規制違反したフジHD傘下の)フジテレビの放送免許が停止しないことや総務省の問題を見れば分かるように腐りきった権力。マツコさんも、そのテレビにうまく使われていて、必要がなくなればポイ捨てされる」

 この数年、マツコは業界に嫌気が差しているとの観測からテレビや芸能活動からの引退もささやかれる。立花氏は「もし(テレビと)縁を切るようなことがあれば、一緒にやっていきたい」とツバをつけることを忘れなかった。