ラグビーW杯で紛失報じられた伝統トロフィーのふた無事! 南ア協会が疑惑否定

ラグビーW杯で紛失報じられた伝統トロフィーのふた無事! 南ア協会が疑惑否定

 ラグビーW杯日本大会で、3度目の優勝を飾った南アフリカ代表が持ち帰った伝統の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」について、SNSでは先週から「どうやらスプリングボクス(同代表の愛称)は、トロフィーのふたを紛失してしまったらしい」とのウワサが広まった。

 というのも、帰国後、スプリングボクス公式ツイッターにアップされた画像には、ふたがついていなかったからだ。ニュージーランド紙NZヘラルドは「ラグビーファンは優勝パレードでのふたのないウェブ・エリス・カップに疑問を抱いている」と伝えた。まさかの紛失をほのめかした報道は、ツイッターなどでたちまち拡散した。

 これについて南アのラグビー協会広報は今週、地元FM局とのインタビューで「ふたはずっと協会が保管しています」とコメントし、紛失疑惑を払拭した。その証拠に、凱旋パレードの最終地点ケープタウン市庁舎前ではシヤ・コリシ主将がふたつきのトロフィーを堂々と掲げたのだ。

 同カップはラグビーの発明者とされるウィリアム・ウェブ・エリスの名前に由来し、1987年の第1回大会から使用されている。

 実は同カップは2つ存在し、オリジナルは18世紀英国の著名な銀細工師ポール・ド・ラメリーのデザインをもとにロンドンで1906年に作られたもので、もう一つはレプリカ。両方ともに正式な優勝トロフィーとして使用されている。ちなみにふたには20世紀まで欧州では入手困難な高級フルーツだったパイナップルのデザインが施されている。


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