〝戦友同士〟のあいさつだ。野球評論家の柏原純一氏(71)が12日、沖縄・北谷の中日キャンプを訪れた。

 かつて1996〜97年には中日で一軍打撃コーチも務めた経験もある氏は、まずは当時の〝部下〟だった現指揮官・立浪和義監督(54)にあいさつ。旧交を温めると、そんな指揮官に促され、今度は2014年から2年間、日本ハムで一軍打撃コーチを務めた際の愛弟子となるプロ17年目・中田翔内野手(34)の元へ。練習中だった中田は、柏原氏の存在に気がつくとバットスイングの手を止め、人懐こい笑顔で「まだ生きてたんですか?」とニヤリ。手袋を外して、氏のほうへ手を差し出してきた。

 柏原氏も心得たもので「オマエ、金髪はアカンやろ! 見せてみぃ〜そのアタマ」と毒舌で応戦。久しぶりの再会でガッチリと握手を交わした。

 もちろん、とげとげしいやりとりは、かつて「上司と部下」の間柄で、同じユニホームで戦ったからこそ言える〝ブラックジョーク〟。その後はそんな2人のやりとりをほほ笑ましく眺めていた立浪監督と3人で、しばしの間、打撃談義に花をさかせていた。