西武は19日の楽天戦(ベルーナ)に5―4で辛勝し9日のロッテ戦(大宮)から続いていた連敗を7で止めた。これで借金は3に減り、楽天と並んでいた最下位を脱した。

 先発した今井達也投手(25)は楽天打線を7回5安打1失点に抑え、今季2勝目を挙げた。今井は楽天戦に2021年10月15日から12試合の登板で11連勝。今季の2勝はいずれも楽天戦で、圧倒的な〝キラーぶり〟をこの日もいかんなく発揮した。

 今井は「序盤は状況に応じてストライク先行で球数少なく打たせたり、三振を狙ったりと自分の理想のピッチングができていましたが、終盤でランナーを出した時は思い通りのピッチングができていなかったので、そこは今後の課題です。ランナーを出した時でも、自分のピッチングができるように、しっかりと準備して次回に臨みたいです」と勝って兜の緒を締めた。