巨人・戸郷翔征投手(24)が打球直撃にもノーダメージを強調した。
 
 戸郷は19日の広島戦(マツダ)で、7回106球4安打無失点の好投。味方の援護がなく0―0で延長12回引き分けと、2勝目はならなかったが「前回4失点して、長いイニングを投げられなかったので、ゼロでいけたのは、すごい収穫」と手応えを口にした。

 4回、野間の打球が左足ふくらはぎ付近を直撃するアクシデントがあったが、右腕は「全然、大丈夫です。あの瞬間ちょっと痛かったですけれど、当たり所がすごい良かったので。来週は普通に投げられると思います」と平然と笑った。

 杉内投手チーフコーチも「(戸郷は)だいたい、去年もこの時期くらいからどんどん調子が上がってきたので、それを期待したい」と開幕投手に期待を込めた。