ボートレース多摩川の「第59回東京スポーツ賞」が19日に開幕した。

 富樫麗加(34=東京)は今節が産休からの復帰戦で2022年12月の住之江GⅢ「クイーンズクライマックスシリーズ」以来、約1年4か月ぶりの実戦となる。

 14号機は初下ろしでプロペラも新品。「新ペラのまま乗ったら重かったのでペラは叩きました。レースが久しぶりなので、今節は乗り心地重視で調整するつもりです。その乗り心地は悪くなかったですよ」と前検の感触はまずまず。

「夫(今泉友吾)からも『無事故完走でね』って言われました。平和島で一緒に練習した時には『ターンが遅すぎて、ピットに帰るのかと思った』って言われたんですよ(笑い)。少しづつターンの感覚を取り戻して行きたいですね。復帰戦が多摩川なのはうれしいです」とニッコリ。

〝ママ〟という肩書が加わった新たなレーサー人生がスタートする。