ボートレース福岡の「日本モーターボート選手会長杯争奪戦」が5日、開幕する。初日メインのドリームレース1号艇は菊地孝平だが、4号艇の西山貴浩(36=福岡)が魅力いっぱいだ。

 今年はここまで3月のからつGⅠ「唐津ダイヤモンドカップ」を制すなど6優出(1V)。前節の若松も優出3着と、近況の気配はいい。当地も前回(3月)は5コースからまくり差して準V、水面相性は良好。「僕は365日、24時間(リズムは)いいと思っているので」といつもの〝西山節〟も全開だ。

 今節手にした46号機は2連率16%と数字はないが「Dランクという評価ほど悪くはないし、下がることもない。これならもう少し上向けられそう」と悲観する様子はない。

 ドリームレース4号艇に選ばれ「乗せてもらえるだけでありがたい。頑張ってまくります! 1号艇が名人なのでね」と不敵な笑みを浮かべていた。カドまくりが決まるか、目が離せない。