ドジャース・大谷翔平(29)が5日(日本時間6日)のブレーブス戦(ドジャースタジアム)で4打数4安打、2本塁打の固め打ちを見せた。いずれもセンター方向への打球とあって「状態がいい証拠。2本目は完ぺきだった」と自画自賛し「全体的にとてもいいプレーができている。ディフェンスのおかげで質の高い打撃ができるようになっている。自分自身の数字はほぼ見ていない」と話した。ロバーツ監督も「彼は我々がこれまで見たことのないことをやり続けている」と驚くしかない。

 10本塁打、打率3割6分4厘といずれもリーグトップに立ち、米メディアも大谷も爆発を絶賛。「彼は1901年以来、ドジャース入団から最初の35試合で25本の長打(二塁打14本、三塁打1本)を記録した初の選手となった。ドジャースの夢は今や現実となった」(MLB公式サイト)、「彼は24時間で3本のホームランを打った」(GBSスポーツ)、「オオタニは来年まで投げることはないが、攻撃面の成果だけでもすでにドジャースが投資する価値がある」(スポーツイラストレイテッド)。

 また「大谷翔平はすでに水原一平を過去に置き去りにし、MVPの調子を見せている」(MARCA)とも…。チームは4連勝と快走し、もう手が付けられないかもしれない。