日本ラグビー協会は12日、2021年度の日本代表候補選手52人を発表した。

 2019年W杯以来となる再始動にあたって、トップリーグ(TL)のシーズン終了後の5月24日までに35人に絞り込まれ、強化合宿(大分、5月26日〜6月8日)を経て強化試合(6月12日、エコパ)と全英&アイルランドの代表選手で4年に1度編成されるライオンズ戦(6月26日、スコットランド)に臨む。

 この日、オンラインで会見した藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(TD=51)は「前回のW杯(日本大会)に出た選手中心に選んだ。また、TLで調子のいい選手や見てみたい選手など新しい選手もいる。強度の高いプレッシャーで正確なプレーができるかを見極めていきたい」と選考意図を説明した。

 W杯で活躍したSH流大(28=サントリー)やフッカーの堀江翔太(35=パナソニック)はメンバー外となったが「外れたわけでなく、プレッシャーの中で何年もラグビーやってきた選手なので、メンタル的にリフレッシュしたいと希望があった」と構想外ではないという。

 また、新型コロナウイルス禍の影響で帰国したため、外国籍選手の代表入りの要件「5年以上の継続居住」を満たせず、選出できなかった選手も数人いるが、藤井TDは「新しく選んだ選手や若手は全員に期待している。頑張ってほしい」。初代表のSH斎藤直人(23=サントリー)ら若手は今後の代表定着へこの機会をものにしたいところだ。