巨人の内海哲也投手コーチ(42)が敦賀気比高で3年間を過ごした福井に〝凱旋〟した。

 15日のDeNA戦(福井)の前に取材に応じた内海コーチは、「久しぶりですね。懐かしいなという思いです」と8年ぶりの福井県営球場に感慨深げだった。

 京都・城陽市出身だが、高校時代は福井で過ごした。阿部監督の呼びかけに応じて西武から復帰し、ブルペンを担当している内海コーチは「投手陣がいい状態で今まできているので、その勢いのまま福井でも投げてくれるとうれしいです」と笑顔を見せた。

 チームは現在、セ首位。得点力不足に悩まされながらもリーグトップのチーム防御率2・27がその原動力となっている。内海コーチは「中継ぎ陣がその任されたポジションでしっかり結果を出してくれているので、それが勝っている要因になっていると思います」と力を込めた。