米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が15日(日本時間16日)に放送され、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38)が竹下幸之介に襲撃され改めて王座挑戦を要求された。

 モクスリーは11日(日本時間12日)に新日本プロレスのカリフォルニア大会で海野翔太の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。しかし直後のリング上で「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILにベルトをスプレーで黒く塗りつぶされ挑戦を要求された。これを受け6月9日大阪城ホール大会でEVILとの4度目の防衛戦が決定している。

 この日の大会ではブライアン・ダニエルソンとのタッグでカイル・フレッチャー&ジェフ・コブと対戦。入場時に襲撃を受け主導権を奪われる場面もあったが、最後はフレッチャーをデスライダーで沈め勝利を収めた。

 しかし決着後のリング上で、竹下に襲撃されてしまい大ダメージを負ってしまう。クラウディオ・カスタニョーリが救出に訪れると、竹下は腰に手を当てるポーズでベルト挑戦をアピールしながら退場した。

 モクスリーは4月にAEWマットでパワーハウス・ホブスを下しV1に成功した直後、竹下から同様のアピールを受けていた。すでに新日本マットでのV4戦が決定済みのなか、両団体でそれぞれの遺恨が勃発しており、今後の展開から目が離せなくなりそうだ。なお、ベルトはこの日も相変わらず暗黒化されたままだった…。