ベルギー1部サンジロワーズの日本代表DF町田浩樹(26)が、自身の移籍について言及した。

 9日のベルギー杯決勝では、得点を決めるなど攻撃面でも存在感を発揮した町田。今夏のステップアップが注目される中、ベルギーメディア「Voetbalkrant」によると、町田は「イタリアのクラブも僕に興味を示しているのは知っているけど、もし自分が選べるならば、多くの日本人選手が成功を収めているブンデスリーガ(ドイツ1部)の方が良いですね」と語った。

 その上で「セリエA(イタリア1部)は世界最高のリーグの一つ。でも、日本人選手はそこでほとんどプレーしていない。本田圭佑がいて、今は鎌田大地がいる。セリエAに(日本人が)フィットしない理由は分からないが、もしかしたらあまりにも戦術が細かくて守備的な戦いをするのが要因かもしれない」と続けた。

 町田を巡っては、トットナムなどイングランド・プレミアリーグ勢の関心も現地メディアで報じられている。今夏のステップアップは確実だが、やはりイタリア以外なのか。今後も注目を集めそうだ。