日本ハム・新庄剛志監督(52)が17日のロッテ戦(ZOZOマリン)前に自ら熱烈ファンへの疑問をぶちまけた。

 指揮官はこの日、午後4時過ぎにグラウンドに現れると突如、自軍を含めた熱心なファンについて言及。「俺、プロ野球入った時からめっちゃ気になっていたことがあって…」と前置きした上で「テレビで特集してほしいの。ユーチューブでもいいから。いつも12球団のスタンドには地方にいっても遠征先行っても(チームに帯同する同じ)ファンがいるじゃないですか。1週間でもいいんで、その方たちがどういう仕事をしていて、家族はいるのか。恋人はいるのか。毎日(試合に)来ているのか。移動費、チケット代、ホテル代。どうやってやりくりしてるのかなって。そういうの密着してほしいの」と長年の疑問を解消するため報道陣にまさかの「逆取材」を要望した。

 通常、各チームの応援団員などは仕事を持ちながらもひいきチームの応援のために、本拠地、敵地を問わずチームに帯同することがある。だが、指揮官は「応援団じゃないファンの方ね」(新庄監督)に興味があるようで、その日常生活ぶりをこの目で確かめたいのだという。

「家族がいて旦那さんが(野球が)ものすごく好きで(家に帰って)ケンカにならないのかな、と。もし俺のパートナーがああいう風に(熱心なロッテファンのように球場スタンドで)飛んでて、ウチが勝ったら(自宅で)揉めんのかな、ってね。それにお金事情とか、気になりません?(笑い)」

 チームが現在5連勝と好調ゆえか、試合前から〝新庄節〟が炸裂していた。