ボートレース若松のGⅢ「オールレディース九州スポーツ杯」の初日(19日)は荒天のため1Rから安定板を装着、2Rからは2周戦で実施された。

 強風下で行われた1Rに6号艇で登場した大橋栄里佳(42=福岡)はバック4番手から持ち前のしぶとい走りを発揮して2周1Mで3番手に浮上すると、3周1Mで逆転の2着。この日、唯一の3周戦とあって「1周1マークで振り込んで終わったと思ったけど3周でよかった」とレース後はニッコリだ。
 
 後半9Rは2コースから4着と苦戦を強いられ「かかりは悪くなくてしっかりターンできたけど、バックでは中間足辺りで平川さんにだいぶ離された。普通はあると思うけど、いいとは言えない」と舟足は上積みの余地を残す。

 当地は2011年4月にデビュー初優出(4着)、21年3月の混合戦(3着)と2度の優出歴がある。「最近は調整に悩んでるので何かつかんで帰りたい。今節は2連率50%のエンジンで、ボートも2連率40%でいい。流れが向いてくれるように祈って頑張りたい」と良機良艇を味方に、好相性水面での奮起を誓った。