ボートレース児島の「発刊60周年記念 大阪スポーツ杯」は21日、予選2日目が行われた。

 田頭虎親(26=香川)は4Rで大外6コースから道中で追い上げて2着。4号艇の9Rは4着。予選前半を2、2、4着としてシリーズ中盤に臨む。「前半はターンの初動が来て、乗りやすくなったのが良かった。後半は滑る感じがあった。調整の余地はある」と、さらなる上積みを図る。

 2024年後期適用勝率を6・31として7月からのA1初昇格を決めたものの、前走の地元まるがめGWシリーズは予選落ち。「節間はちょっとヘコみました。ペラにヒビが入っていて調整が難しかった」とガックリと肩を落とす。しかし、その一方で「こういう時の調整を経験できたのは良かった。自分の引き出しが増やせて良かった」と収穫もあった。

 当面の目標は「優勝がまだなので、まずは優勝を」。粘り強い調整でペースアップを狙う。