右ハムストリングを痛めて16日に登録抹消となった中日・中田翔内野手(35)が、21日からナゴヤ球場の室内練習場でキャッチボールやティー打撃を再開した。22日にはノックも受ける予定だという。ドラゴンズ逆襲のためにはチームの精神的支柱である背番号6の復活はマストだが、一軍にはいつ頃戻ってこれそうなのか。本人に現在の状況を聞いた。

 ――今日からティー打撃やキャッチボールを始めたが、感触は

 中田 まあ、あれぐらいの動きなんでね。今日は普通に思っていた通りに動けてたかなという感じです。

 ――回復具合としては順調

 中田 そうだね。順調かな。伸びたりとか急激な動きはまだできてないけど。でも、しっかり今日は動けた方だと思いますけどね。

 ――いつぐらいに万全な状態で動けるようになりそうか

 中田 それはまだ分からないよね。

 ――中田選手が早く戻ってこないとチームは大変だ

 中田 いやいや、そんなことないですよ。ビシエドが(一軍に)上がっているわけだし。打っているからね。自分はしっかりと再発しないように、気をつけて治すだけですね。

 ――28日から始まる交流戦までには戻れそう?

 中田 それは分からない。一応、最短でそれまでにという形はとっているけど、これからの動き次第ですね。明日、ちょっとノックを受けてみて、その時の状態もあるし。少々痛みや怖さがあるけど、(そのまま一軍に)いくというのは避けたい。それでまた再発してチームから離れるのが一番情けないことなので。しっかりとトレーナーの人と確認をしながらやりたいです。