女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟ことなつぽい(28)が、2人の〝親友〟に対照的な感情を示した。

 25日に「超・燃える闘魂 アントニオ猪木展」(東京・京王百貨店新宿店)で開かれた公開記者会見に電撃登場。Sareeeの自主興行「Sareee―ISM ChapterⅣ」(7月29日、東京・新宿フェイス)に出場してSareeeと組み、彩羽匠&AZMと対戦することが発表された。

 プライベートでも親交が深いSareeeについてなつぽいは「トレーニングも治療も美容院も全部一緒。毎日『今何してんの?』って連絡し合ってます。前に一緒に占いに行った時も、占い師さんに『あなたたちが男女だったらカップル! 超運命的な相性』って言われたくらい仲良しです」と明かした。

 昨年10月に頸椎ヘルニアで欠場したなつぽいは、今年3月の横浜大会での復帰戦の相手にSareeeを指名し、カツを入れられた。「復帰戦を含めて、これまでSareeeにはたくさん助けてもらったので『私にできることがあれば、なんでもやりたい』と恩返しのような気持ちで、一緒に戦います」と意気込む。

 一方、4月に極悪ユニット「大江戸隊」から追放され「チーム両想い」として組んできたスターライト・キッドに対しては闘志をむき出しにした。22日の代々木大会でキッドはクイーンズ・クエストを追放されたAZM、天咲光由に共闘を持ちかけ、鈴季すず、星来芽依と新ユニット結成を示唆。キッドの決断になつぽいは「もうキッちゃん(キッド)はおバカちゃん。ぽいマンはきっと悲しんでる。でも、キッちゃんが自分で考えた道だから、それでいいと思う」と尊重した。

 だが、切り替えの早い妖精は「今回でキッちゃんをより深く知ったからこそ負けたくない。キッちゃんも狙っている白いベルト(ワンダー)はぽいが先に巻くし、巻いたとしてもキッちゃんには取られないから!」と宣戦布告。妖精のストーリーが動き出す。