ドジャースの大谷翔平(29)が25日(日本時間26日)、注目を集めている球宴本塁打競争について言及した。

 24号弾を放ったシカゴでのホワイトソックス戦後、大谷はオールスター戦(7月16日・アーリントン)前日恒例の本塁打競争への参加について「やりたい気持ちは、どの選手もそうだと思う。僕は(昨年の右肘手術の)リハビリをやっている。他の部分との兼ね合い次第」と態度を保留した。

 大谷はファン投票の中間結果でナ・リーグDH部門の1位を独走。4年連続の出場が期待される球宴については、「もちろん出たい。ファン投票も特別だと思っている」と笑顔を見せた。

 大谷が同競争に出場すれば2021年以来。この時は第1ラウンドでソトと何度もタイブレークで争ったものの、敗れている。

 もっとも短時間にフルスイングを繰り返す本塁打競争がその後、シーズンに与える影響は大きい。すでに両リーグトップの29本塁打を放っているヤンキースのジャッジが、本塁打競争への不参加を表明。ジャッジは6年連続での同競争欠場となる。