イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、FWマーカス・ラシュフォードを放出する可能性を、英メディア「HITC」が報じた。

 マンチェスターUの下部組織育ちで〝非売品〟と言われていた背番号10のラシュフォードは、2023―24年シーズンは低調なパフォーマンスに終始し、欧州選手権に出場しているイングランド代表メンバーにも選ばれなかった。

 ピッチ外でも10月にマンチェスター・シティーとのダービーで0―3と大敗した数時間後に、マンチェスターのナイトクラブを訪れ、エリック・テンハグ監督の怒りを買い、謝罪したこともあった。そのほかトレーニングへの無断欠席もあるなど、問題行動もあったことから、クラブ側は今夏の移籍を容認する流れになったという。

 新天地候補は、かねて関心を示していたフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)。金銭的にも獲得を可能とするビッグクラブ行きについて、本人も前向きになっているとのこと。FWキリアン・エムバペが、スペイン1部レアル・マドリードへ移籍し、その穴を埋める選手というわけだ。

 トップチームではマンUひと筋の男は、新たな挑戦を選ぶのか。