フランス1部パリ・サンジェルマンのルイス・エンリケ監督が、スペイン代表指揮官時代に指導したスペイン1部バルセロナの同国代表MFペドリ(21)との〝再会〟を希望しているようだ。

 かねてPSGはペドリに関心を寄せていた中、スペインメディア「エル・ナシオナル」は「バルセロナにおける彼の不確実性をフランスのクラブが利用するかもしれない。ペドリは主力になる選手だと考えている。複数の情報筋は、獲得の最初の入札額を8000万ユーロ(約139億円)と見積もっている。PSGでは、ペドリをよく知るルイス・エンリケが両手を広げて待っているだろう」と伝えた。

 バルセロナにとっては、ペドリを失うのは痛手だが、高額で売却できれば、財政難を解消できる手立てとなるため、同メディアは交渉が本格化する可能性に言及。かねてペドリの売却は現地メディアで取り上げられていたが、バルセロナは若き才能を犠牲にして財政難解消への道を選んでしまうのか。